現在、自分のコーディングワークフローでは Antigravity with Cline、Codex、Claude Code の3つを併用している。しばらく使ってみて、それぞれ得意なフェーズがはっきり分かれてきたので、現時点での所感をまとめておく。
各ツールの特性とフェーズの対応
Antigravity with Cline — 0→1 フェーズ向き
エディタ上で編集しながら細かく指示を出せるのが強み。まだ何もない状態からプロトタイプを立ち上げるような、試行錯誤が多い初期段階との相性が良い。
Codex — 1→10 フェーズ向き
そこそこのコンテキストを与えれば、そこそこ自動で動いてくれる。ある程度方向性が定まったあとの機能追加や拡張を効率よく進められる。
Claude Code — 10→100 フェーズ向き
コンテキストが十分に揃っていれば、時間はかかるものの正確な答えを返してくれる。コードベースが成熟してきた段階でのリファクタリングや大規模な変更に向いている。
実際の運用で感じている課題
ただし、この「0→1→10→100」という分類はきれいに線引きできるものではない。実際には 10 前後のフェーズ、つまりプロダクトがある程度形になってきたが、まだコンテキストが十分に蓄積されていない段階で、うまくいったりいかなかったりすることが多い。
このあたりでは、コンテキストとなるドキュメントやコードを意識的に増やしながら、Codex と Claude Code を適宜切り替えて対応している。ツール単体の性能に頼るというよりは、コンテキストの充実度に応じてツールを選ぶ運用が、今のところ一番しっくりきている。