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Webに関する技術をシンプルに扱うブログ

ChromebookのTerminalからAndroidアプリを起動する話

簡単に言えば、chromebookでのadbデバッグを有効にして、adbを使ってアプリを起動する

1. adbデバッグを有効化する

デフォルトだと有効化されていないので以下のURLを参考に有効化する。
また、一度有効化したあとに、無効化すると、Powerwash(PC初期化)が行われるので注意

support.google.com

2. adbをインストールする

自分はAndroid Studioからインストールした。

CPUがArmのChromebookだとAndroid Studioが動かないので、platform-toolsをダウンロードしてくることになると思う

developer.android.com

他には、homebrewとかaptとか、結構いろいろな方法でインストールできる

3. 起動用スクリプトを用意

有効化したあとは、以下のURLを参考に起動用のスクリプトファイルを作成して、パスを通して、実行権限を付与。

qiita.com

pecoとrubyに依存しているのに注意

自分は、pecoではなくfzfを使っているので、該当部分は書き換えた

あとTodoistを起動する際には、classnameが複数あるせいか起動しなかったので、if文で修正するようにした

if package_and_classname.include? 'com.todoist'
  package_and_classname = 'com.todoist/.alias.HomeActivityDefault'
end

4. systemdでadbを起動するようにする

このままでは、起動スクリプトを使っても、最初の1回はadbが起動してなくて失敗するので、事前に起動するようにする。

以下のURLを参考に、systemdで起動できるようにする

このとき、adbのファイルパスに注意。
インストール方法によってadbのファイルパスが変わるので、それに合わせて修正。

github.com

楽しみましょう!

ブラウザよりAndroidアプリのほうが使いやすいとかあるので、色々柔軟にできるChromebook好き