simple-web-system technology

Webに関する技術をシンプルに扱うブログ

Xephyrを使ってChromebookでもi3 wmを使う

実用性は微妙だけどやってみたらできたので

Xephyrとは

xserverをネストして起動できるもの

window managerのテストとかで使われるらしい

ゼファーって読むらしい?

手順

まずxephyrをインストールする

sudo apt install xserver-xephyr

次に.xinitrc環境変数を設定する

DISPLAY=:2 i3

startxで起動する

startx -- /usr/bin/Xephyr :2 -ac -br -fullscreen

XephyrのオプションはXephyr --helpで見られる。manだとあんまり書いてないっぽい?

i3の設定

Leader

Leaderをsuperキーではなく、altキーにするといい。

chromebookだとsuperキーは検索ボタンにあたるが、

Leaderをaltにしておくと、検索ボタンを押したときにタスクバーが出るので、ここからi3以外へのウィンドウ切り替え等ができる。

Terminal

i3で開くterminalは必ず変更する

DISPLAY変数を見てくれるterminalでないとまともに動かない

とりあえずはkittyが良さそうなので使う

sudo apt install kitty

デフォルトのterminal, xfce-terminal, gnome-terminalはだめだった

以下のようにi3-sensible-terminalからkittyを使うように変更する。

# bindsym $mod+Return exec i3-sensible-terminal
bindsym $mod+Return exec kitty

i3-sensible-terminalはTERMINAL変数を参照するから、それにそって変数の中身を変更してもいいけど、自分は直接変える派

Browser

いちいちChromeに切り替えるのは結構辛かったので、firefoxをインストールした。

ただ、debianfirefoxを入れるのは結構面倒くさいので、appimageを使うと良さそう。

自分は、zapを使ってインストールした。

https://github.com/srevinsaju/zap

また、以下のパッケージを入れないとfirefoxが動作しなかった

sudo apt install libdbus-glib-1-2